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SU News
2008.10.09
授業改善への取り組み―公開授業とFD講演会を開催しました
大学の授業内容?方法の改善を図るための組織的な取り組みであるFD(Faculty Development)活動の一環として、10月8日(水)、「札幌大学FDハーフデーフォーラム」と銘打ち、教員が他教員の授業を見学する公開授業とFD講演会を行いました。
公開授業では、19世紀後半から20世紀初頭までの欧米における大企業形成期の経済を学ぶ大学共通科目「大企業の世紀」(担当教員:経営学部准教授 豊田太郎)と小売業のマーケティングを学ぶ女子短期大学部経営学科科目「マーケティング」(担当教員:女子短期大学部講師 堀江育也)の2つの授業を公開し、学部を問わず多数の教員が授業を見学しました。
授業終了後、担当教員からの授業での工夫点、参加教員からの感想を述べ合う公開授業に対する検討会を実施しました。
授業の工夫点では、学生のモチベーションの持続を目的として、授業での発言点の導入や、PowerPointを使用した授業の中で、文章の一部を隠しながら行う「もんたメソッド」の導入などが説明されました。
授業見学の感想では、「PowerPointは有効な手段の1つだが、もう少し学生に講義のポイントなどを書かせる授業の方がいいのではないか」など活発な意見交換が行われました。
また、検討会には学生のFD委員も参加し、「後ろに座っている学生にとっては、板書はもう少し大きい文字の方がいいのではないか」「PowerPointを使う場合は、スクリーンの画面と配布するプリントの内容に差をつけて、学生に考えさせる要素を多くした方がいいのではないか」など学生からも多くの意見が出されました。
最後に、山形大学高等教育研究企画センター企画マネージメント部門長の小田隆治教授を講師に招き、山形大学のFD活動の取組み経過と、山形大学を中心とした地域FDネットワークの連携をテーマとしたFD講演会を行い、本学のFD活動の一助としました。
公開授業を見学する教員
大学共通科目「大企業の世紀」
女子短期大学部経営学科科目「マーケティング」
「マーケティング」を見学する教員
授業の工夫点を述べる豊田准教授(右)と堀江講師
FD講演会の様子